映画をみて使えるフレーズ<4>
“プラダを着た悪魔”②


前回に引き続き、映画“プラダを着た悪魔”からご紹介します。
前回の復習をされたい方は、右記サイトをご覧ください。https://www.xeex.co.jp/column/eng/52


<開始 約18‘41>
アシスタントの仕事として、エミリーとアンディのどちらかは机に張り付いていなければならないのですが、アンディが外出から会社に戻ってきたシーン。人間の自然現象であるトイレにまつわる表現が出てきます。

Emily:Oh, my god. What took you so long? I have to pee.
(ああ、もう。何でそんなに時間が掛かるの?トイレに行きたかったのよ)
Andy:Wha…? You haven’t peed since I left?
(え?私が出かけてからずっとトイレに行っていないの?)
Emily:No, I haven’t. Been manning the desk, haven’t I? I’m bursting.
(そうよ。ずっとデスクに張り付いていたのよ。もう漏れそうだわ。)

●「pee」は小の方をしたい時に使います。正式には、I want to go to the toilet(bathroom) といいますが、友人同士の間では、「pee」を使うこともあります。


<開始 約19‘21>
エミリーが同僚のセレナとランチに行くシーン。

Serena:Okay, are you ready?
(もう行けるの?)
Emily:Oh, hi, hi. Right, well after the loo, Serena and I are going to lunch.
(うん。<アンディに対して>トイレの後、私とセレナはランチに行くの。)

●「loo」はBritish Englishでトイレという意味です。


 少し話が変わりますが、この映画の中でエミリーはBritish Englishを使っています。例えば、こんな表現もBritishらしい表現です。

<開始 約51’14>
ミランダから出版前の新しいハリーポッターシリーズを入手して欲しいと無理難題を押し付けられ、アンディがあたふたしているシーン。

Andy:Is she back? Am I fired?
(ミランダは戻ってきた?私はクビになった?)
Emily:You know, I rarely say this to people who aren’t me, but you have got to calm down. Bloody hell.
(自分の災難じゃないから言えるけど、少し落ち着いたら。全くもう。)

●「have got to」で「have to」という意味ですが、Britishでは、「have got to」(「have」を「have got」と使います)といいます。 現在完了形(have+現在完了形)で使用しているわけではないので、注意しましょう。
<米>Do you have an umbrella? ⇒ <英>Have you got an umbrella?
エミリーはBritish Englishを使っているので、他の表現も見つけてみてください。


<開始 約29:01(少し戻りますが・・・)>
ミランダからの命令でニューヨークへ帰る便をアンディが必死に探しているシーン。

Andy:Hi. Um, ah, I know this is totally last minute, but I was hoping that you could maybe get a flight for my boss from Miami to New York tonight? Uh…
(あの、ぎりぎりのお願いであることは分かっているのですが、私の上司のために今夜、マイアミからニューヨークまでのフライトを手配頂けないかと思いまして。あの・・・)

●「last minute」は直前という意味です。ビジネスの場でも、土壇場の変更とかありますよね。そんな時にも使える表現です。
We discussed until the last minute to declare the state of emergency.
(緊急事態宣言をするため、直前まで議論した。)
「last minute」は形容詞(last-minute+名詞)としても利用できます。
Pharmacies were really busy with last-minute buyers before lockdown.
(薬局はロックダウン前の駆け込み客でごった返していた。)


<開始 約35‘58>
アンディが電話を取り次ぐシーン。

Andy:Miranda Priestly’s office. No, actually, she’s not available but I’ll leave word.
(ミランダ・プリーストリーのオフィスです。いえ、ミランダは電話に出られませんので伝言します。)

●電話など取り次ぐ時に、その人が手を離せない時は「available」を使いましょう。電話だけでなく、人の都合を聞く時にも使うことができる便利な単語です。以下の例文を参考にしてください。Are you available now? I would like to talk with you about this problem.
(今、大丈夫ですか?この問題について話をしたいのだけど。)
Will you be available on Wednesday? I would like to have a meeting with you.
(水曜日は時間がありますか?ミーティングをしたいのだけど。)
伝言を残しますという表現で、「I will leave word」も使いますが、Would you like to leave a message? Can I take your message? なども使えるので併せて覚えておきましょう。

<開始 約39‘25>
アンディが友人達にランウェイ誌について語っているシーン。

Andy:Yeah. But, the thing is, it turns out that there is more to Runway than just fancy purses. Look.
(そうよ。でも実は、「ランウェイ」には高級バック以上のものがあるということが分かったの。)

●「the thing is」で「言いたいことは」、「つまり」など相槌的に使える表現です。
例:The thing is, I got married!(実は、私、結婚したの!)


<開始 約51’01>
ミランダの命令で出版前の新しいハリーポッターシリーズを探し、フリーライターのクリスチャンに尋ねるシーン。

Andy:Ah, huh. Sorry to ask, but I am desperate.
(ああ、こんなことをお願いしてごめんなさい。お願いだから助けて。)
Christian:Just tell her it can’t be done. You’ll, you’ll have to come up with a Plan B.
(彼女に無理だと言うんだね。Plan Bを考えた方が良いよ。)
Andy:Well, thi...this is Miranda Priestly we’re talking about. There is no Plan B. There’s only Plan A.
(でも、ミランダ・プリーストリーにPlan Bはないわ。Plan Aのみよ。)

●「I am desperate.」は直訳すると「絶望的です。」となりますが、どうしようも無い時に助けを求める表現で「どうにか助けて」と意訳ができます。 このシーンでは、Plan BはなくPlan Aのみしか無い、ミランダの鬼上司ぶりが分かりますね。


<開始 約1:19’23>
クリスチャンがアンディを口説こうとしているシーン。(クリスチャンは、ミランダからの難題について、アンディを手助けした経緯がある。)

Christian:I’ve been thinking. You still owe me for Harry Potter.
(ずっと考えていたけど、まだハリーポッターの件で君は僕に借りがあるよね?)

●「owe」を使って「誰かに借りがある」という表現が可能です。日常、簡単に使える表現としては、次のような表現があります。
I owe you! (I owe you a lot!) Thank you very much. (あなたのお陰です!ありがとう。)

<今回はここまで。続きは次回に♪>

関西Actualizers(アクチュアライザーズ) プロフィール

2015年4月設立。経験を通じて、「海外留学や海外生活を考えている人たちの背中を押したい」と考える関西のグループです。 海外生活をする、外国人を迎え入れることにあたって知っておくと良い事や役立つ情報などを発信しています。
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