映画をみて使えるフレーズ<1>
“Back To The Future”前編

 今回からビジネス英語から離れ、映画、ドラマ、SNSを題材に、リアルですぐ使える英語をピックアップしていきます。まず、映画“Back To The Future”から使えるフレーズをご紹介します。おそらく40歳以上の方はこの映画をよくご存知だと思いますが、私はこの映画が大好きで、軽く30回以上は観ました。80年、90年代のアメリカ映画は本当に良い作品がたくさんあると感じますが、その中の名作の一つではないでしょうか。何度観ても面白くて飽きないのと、特別ななまりもないので、英語がとてもわかりやすく、初心者向けの学習材料に適しています。お気に入りの映画を何回も観て学習すると、楽しんで学べるので覚えも早く、リアルな表現を多くマスターすることができます。

 この映画は、1985年のマーティ(17歳の高校生)が、友達のドク(ブラウン博士)が作ったタイムマシンで30年前に誤って戻ってしまい、その過去から現在に戻るという話です。マーティは17歳の高校生なので、イマドキな表現が多いのが特徴です。一方、ドクはせっかちでオーバーリアクションな性格なので、表現もダイナミックなところが見どころです。また、科学者なので専門的な単語も使っています。そして、この映画の中で悪役でいじめっ子のビフは、見た目は強面なのですが、あまり知性が足りないので、間違った言い回しを使ったりします。周りが突っ込む前に、正しい英語が思いつけば、間違いなくあなたは上級者といえます。それでは、シーン別に見ていきたいと思います。


<開始 約9'17>
マーティが学校のダンスパーティー出演のバンドのオーディションに落ちてしまい、ガールフレンドのジェニファーに励まされるシーン。

Jennifer: Marty, one rejection isn't the end of the world.
(マーティ、一度落とされたからといってこの世の終わりではないわよ。)

人生は失敗や拒絶など日常茶飯事ですが、落ち込んでしまったり、そこから立ち直れない状況はよくあります。そういった状況にこのフレーズを使って、相手を元気付けてください。逆に、自ら大きな失敗をしてしまったり、恋人に振られた時は、“it's the end of the world”(この世の終わり!)と使ってみてください。ちょっとオーバーな表現になりますが、深刻度を表すにはもってこいです。

<開始 約12'59>
ビフと、マーティの父ジョージとのやりとり。ビフがジョージをいじめているシーン。ジョージからの報告書が来てないので、ビフがジョージの頭を拳でノックしながら「しっかりしてくれよ。」と言うシーン。

Biff: Hello? Hello? Anybody home?(もしもし?誰かいないのか?)

この表現は、他のシーンでもビフがよく使っています。「しっかりして!ぼーっとしてるんじゃないよ!」と嫌味っぽく伝えるのに使える表現です。この表現を使うと、“Back To The Future”のアレね!というユーモアも含められます。ただの嫌味というよりは、面白おかしいニュアンスでも利用できます。

<開始 約46'00>
マーティが1955年の母親の家族とテレビを観ながら食事をしているシーン。テレビが一家に1台あって贅沢な時代に、マーティは家に2台もテレビがあるというが、誰も信じてくれない。また、マーティが再放送を見たことのある番組が流れていたが、その時代には再放送自体が存在しないので、会話が全く噛み合わないシーン。

Lorraine〔マーティの母〕: Do you have a television?(テレビを持ってるの?)
Marty: Well, yeah, you know we have…two of them.(あー、うちは2台あるよ。)
Milton〔ロレインの弟〕: Wow, you must be rich.(すごい、金持ちなんだね。)
Stellla〔ロレインの母〕:Oh, honey, he's teasing you. Nobody has two television sets.
(彼はからかっているのよ。誰も2台もテレビを持っていないわ。)

Marty: I've seen this one.(この番組知っている!)
Milton: What do you mean, you've seen this? It’s brand new.
(どういうこと?これを観たって。これ新作だよ。)
Marty: Yeah, well I saw it on a… rerun.(そう、でも観たんだ再放送で。)
Milton: What's a rerun?(再放送って、何?)

“rerun”は再放送という意味。英語ができる人でも意外と知らない単語ではないでしょうか?今の時代、再放送は当たり前ですが、1955年の人たちには通じないのです。同じ英語を話していても、時代とともに言語も進化しているのが、このシーンでわかります。ぜひ、“rerun”の単語をこの機会に覚えてみてください。

<今回はここまで。続きは次回に♪>

関西Actualizers(アクチュアライザーズ) プロフィール

2015年4月設立。経験を通じて、「海外留学や海外生活を考えている人たちの背中を押したい」と考える関西のグループです。 海外生活をする、外国人を迎え入れることにあたって知っておくと良い事や役立つ情報などを発信しています。
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