株式会社モルテン 広報室インタビュー


1891年にアメリカで生まれたスポーツ、バスケットボール。
アメリカプロバスケットボールNBAの注目度は世界でも高く、サッカーと競うほどの競技人口を世界で持ち、日本でもプロリーグが発足される等、国内での競技人口も年々高まりつつあります。
そんなアメリカ生まれのスポーツで使用されるボールにおいて、世界の舞台でその品質が認められ、信用を勝取り続けるのが広島に本社を置く、株式会社モルテン。
今回はその品質の秘訣についてインタビューいたしました。

【エクス編集員】
モルテンがボールを製造するようになった経緯はどういったことからですか?

【モルテン広報室】
モノの中に空気をとじこめて出し入れする中空体技術と
ゴムの材料を生成する高分子化学という2つのコア技術を持っていたので、
これでどんなことができるか考え、1958年の創業時からボールを作っております。

【エクス編集員】
御社のバスケットボールが国際バスケットボール連盟の公認球となったのは?

【モルテン広報室】
国際バスケットボール連盟の公認取得に必要な様々な検査をクリアし、
1982年以降、世界バスケットボール選手権の試合球として使用されております。

【エクス編集員】
モルテンのバスケットボールが製造される工程で一番重要視されている部分は?

【モルテン広報室】
特に重要視するというものはなく、
すべての工程が製品の品質を支えております。

【エクス編集員】
バスケットボールに注ぎ込まれるモルテン独自の技術とは?

【モルテン広報室】
主に3つございます。
■フルフラットシーム
パネルのつなぎ目部分の段差をなくしています。
ボールのどの部分が手にあたるかに関わらず、パスやシュートなどの正確性を向上させました。

■フラットシボ
ボール表面のボツボツとした加工を平らにしています。
手のひらに触れる面積を増やすことで、吸いつくような触感で操作性を向上させました。

212枚のパネルデザイン
規格の改定に合わせて採用しました。
選手はもちろん、観客にもより深く試合を味わっていただけるよう
ボールの回転や軌道など視認性を向上させました。

【エクス編集員】
既に高品質であるモルテンのバスケットボールですが、
これから更に品質向上することはあるでしょうか?

【モルテン広報室】
現時点で最高の製品といえども、完成形ではないと考えています。
モルテンは、選手の技術と意思が100%発揮される試合を「本物の試合」と考え、理想としています。
For the real game」を約束事として掲げ、技術を高めて
「本物の試合」の実現により貢献できるような製品開発を進めてまいります。


~取材を終えて~
どのようなジャンルのスポーツでも、常に新たな記録を生み出すプレーがでてきます。
それは単にアスリートの進化に留まらず、水泳であれば水着、陸上であればシューズ、
そしてバスケットボールであればボールの製造における技術革新があってのことだと思います。
スポーツから得られる夢や希望、感動はアスリートと共に影で汗を流し
競技用品の進化に努める企業努力の賜物だと感じました。
今後もモルテンから生まれる製品から目が離せません。

[株式会社モルテン]