米英の有志連合軍は2003年3月、仏、独、中、露の反対にもかかわらず、強引にイラクに攻め込みイラクのフセイン政権を2ヶ月で崩壊させました。 しかしその後米英軍の占領政策のまずさや、イラク新政府の失政と暴虐が重なり、深刻な民族や宗派の対立を引き起こし、戦闘状態はその後も延々と続きます。 毎日のようにほうぼうで暗殺やテロ、拉致や拷問が繰り返されました。 米国のイラク侵攻は国連安保理により義務付けられた … イラン・イラクと聞いて なんとなく「戦争」のイメージを連想するのはやはりこの辺りが要因 だと思います。 イラクでは現在も反政府デモなど起きています。 イラン・イラク戦争についてわかりやすく解説していきます。現在の国際情勢を理解する上でも重要な出来事の原因などを理解しておきましょう。今日の世界では、中東地域ほど対立や戦闘が多い地域はありません。中東に関する爆撃やテロ攻撃、そして不安定な情勢 1 はじめに 2003年のイラク戦争以降も、宗派間闘争としての内戦(2006-07)やイスラム過激主義勢力isilの台頭(2014-17)、そして直近の反政府大衆デモ発生並びに米国とイランの対立がイラク国内で具体的な衝突となって現れる(2019-20)など、現在に至るまでイラクの治安情勢が落ち着く兆候は依然見えてこない。 1 はじめに 2003年のイラク戦争以降も、宗派間闘争としての内戦(2006-07)やイスラム過激主義勢力isilの台頭(2014-17)、そして直近の反政府大衆デモ発生並びに米国とイランの対立がイラク国内で具体的な衝突となって現れる(2019-20)など、現在に至るまでイラクの治安情勢が落ち着く兆候は依然見 … 「イラン」も「イラク」もイスラム教の国家ですが、イスラム教にはシーア派・スンニ派など様々な 宗派 があり、さらに同じ宗派の中でも分派であったり、主義勢力が異なると、解釈の違いからお互い敵視、対立、衝突することが多々あります。 1980年にイラク軍の奇襲攻撃によりはじまった、国境をめぐるイラン・イラク戦争は、1988年まで続きました。