パリでの思い出を綴りたいなあ、綴らなきゃなあと思い続けているのに、キーボードを前にすると手が動かず、九ヶ月。, どうしてだろうと思っているとき、作家の沢木耕太郎さんが"深夜特急"をお書きになるまで、, 「旅から帰ってきて七、八年は書く気になれなかった。書くことによって旅の実感は整理されてしまい重みを失った」, 記憶を記録に変換する作業は、焦点は合っていくけれど、その周りにある境目のない部分に境目を作らなければいけない。, 体は旅の余韻に浸り続けていたかったのかもしれないけれど、手のひらに乗せた砂が風に舞っていくようにどんどん忘れていくし、遠くなっていくわけで、何がなんでも忘れたくないパリでの日々をようやく文章に起こしたいと思います。, と言われても三秒ぐらいで納得できる、生きているのか死んでいるのかよくわからなくなった十二時間のフライトを終えて、シャルル・ド・ゴール空港へ到着。, 現地のスタッフの方が空港まで迎えに来てくれて、滞在するホテルまで車で送ってくれた。, パリ市内へ行くまで、車窓から見えるフランスの街並みは静謐で、まだ夜の七時くらいなのに人の気配もあまりない。, 車内ではドライバーさんの趣味なのであろうごりごりの何語かわからないヒップホップが流れていて、その対比が面白かった。, ホテルはバスティーユ(Bastille)という街にあり、部屋はとても広くて、キッチンもついていた。, リビングにはソファと丸い机、大きな窓の前には食卓、もう一つ部屋があり、そこはベッドルームだった。, シャワーを浴びて、先に現地に到着していたスタッフチームと合流して、夜ごはんを食べることになった。, バスティーユ広場の近くは賑わっていて、古い映画館やたくさんの店があり、それぞれのネオンの色が混ざり合って、石畳を照らしていた。, 真っ赤にライトアップされたレストランのテラス席に座り「Santé! 坂口涼太郎さん、3歳のころからピアノを習っていたことでピアノの弾き語りでの音楽活動も行っているのだそうです。 また様々なジャンルのダンスを習い17歳でダンサーとして森山未来主演・演出のダンス公演「戦争ワンダーに参加しています。 2019年08月23日 16時02分. 坂口涼太郎さんの俳優デビューは2010年で、 芸歴としては約10年 たつみたいですね (最近出てきた俳優さんかと思ってた!) さて、今日は書き損ねる前に 2010年 を振り返ってみたいと思います。. 坂口涼太郎 オフィシャルブログ powered by Ameba 「秘密の夜」公開 . 坂口涼太郎オフィシャルブログより引用. Une baguette,s'il vous plaît ! パリ滞在記 -後篇-テーマ: 旅の記. 坂口涼太郎 @RyotaroSakaguTw . SUNNY 強い気持ち・強い愛. 2018年09月01日 19時00分. C’était le meilleur séjour. 2019/8/12 本番前の静謐な楽屋で化粧をしながら、日本という場所以外でこの作品を上演することについて思いを巡らせていた。, 公用語、文化、身体性の異なる環境でどのように受け取ってもらえるのだろうかという懸念の声もあったけれど、僕は日本にいる時分から、どれだけ台詞に日本独自の固有名詞が入っていようと、この作品の主題である〈境界線〉についての物語は世界のどこで上演したって伝わると信じていた。, この世界のどこにいたって、どんな人生を歩んできたって、人は誰でも「寂しい」と思うし、「楽しい」とも思う。, そんな当たり前のことを分かり合えるのだから、言葉や容姿や常識が違うことに、なんの障壁があるのだろうか!, 気づけば「ベルリンの壁崩壊」の時にハンマーを振り下ろしていた人のような気持ちでファンデーションを塗っていて、鏡の中の自分と目が合った。, 間違い探しのように見る度にちょっとずつ変わるその顔の態度は反抗的で、顔に意地悪されているのではないかと思う。, パリの楽屋の鏡に映る"THE 顔"も例のごとく馴染みがなく、その表情からは何の情報も読み取れない。, 制限時間ぎりぎりいっぱいで準備を終え、心のハンマーを置き、楽屋から舞台袖へ向かう。, 演劇や一人芝居、スタンダップコメディーなどの演目が上演され、そのどこもが賑わっていた。, みたいな感じで開場を待つ列に並んでいて、その劇場との距離感は我々にとってとても理想というか、いかに劇場と生活が密接に関わっているかということを物語っていた。, 鳴り止まない拍手は、まるで何かを鼓舞するかのように揃ったり、再び雨音のようにばらけたりしながら、僕らを五度も舞台に連れ出してくれた。, ロビーにいらっしゃった主宰の木ノ下裕一さん(先生)は終演後にお客様から質問攻めに合い、なかなか楽屋に帰って来られなかった。, 質問や感想を、前髪が焦げそうなほどの熱量で伝えにくる人々は演劇関係者だけではなく、花屋さんやパン屋さんなどの職業の方もいらしゃったそうで、, と以前フランスの方が仰っていたことを思い出し、そのことに全力で頷ける出来事だった。, まるで舞台の上以外は時が止まっているのかと思うほど、これまで演劇をしてきた中で一番の静けさだった。, 同時に、もの凄く真剣に観てくれているということがノールックでわかるほど、僕らの一挙手一投足を見逃すまいという迫力のある視線が束になり、面となって、肌が覆われているようだった。, 僕らは全く疑問に感じていなかったけれど、その反応の後に改めて、"おまじないをする為に歯を三十六回かちかちと叩き合わせている弁慶"の姿を想像して、, フランスのスタッフ陣が驚いていたのは、三日間三公演のうち、上演中にお帰りになったお客様が一人しかいないことだった。, 日本だと一人でも上演中にお帰りになるお客様がいらっしゃると、割と大きなトピックというか、, そんな話をしたあと、また別の公演で上演中に席をお立ちになったお客様がいらっしゃった。, 客席の中央に座っていたその男性は、なんと座席の背もたれ部分によじ登り、さながら綱渡りのようにそのまま横に伝って、通路にほぼ身を投げ出すみたいな形で退場された。, 「随分派手に出て行くなあ!気に入らないならもう少し周りに配慮して帰ってくれたらいいのに!」, 恐らく体調が優れず席を離れたかったのだけれど、お芝居も割とクライマックスを迎えそうだし、他のお客様に声をかけて座席の前を通っていくのは悪いと思い、我慢に我慢を重ねたけれどもう限界で、自分なりに最大限の配慮をした結果、通路まで一瞬で出られる, 終演後にその話を聞いたとき、その一連の彼の逡巡を想像して、なんだかとても愛おしい気持ちになったのであった。, 初日を終えた夜はパーティーが開かれ、フランスのスタッフの皆さん、観に来てくださったお客様、演劇関係者の皆さんなどと歓談した。, ピナ・バウシュさんのヴッパタール舞踊団の方々やパリで活動するアーティストの皆さん、世界の様々な場所からいらしてくださったディレクターの方々のお話はとても鮮やかで、彩り豊かな夜だった。, そして、改めて日本以外の場所でこの演劇のメッセージがそれぞれの心に届いたことを知り、, ということを、今まではただ心の中で信じている状態だったけれど、それが確かな事実であるということを身をもって実感できたことは僕にとってとても嬉しく、意義深いことだった。, まるで予言していたことがばちっとその通りに起きたように、言葉に実が伴った瞬間で、痛快な気持ちだった。, ではなぜ、国境、国籍、宗教、ジェンダー、過去と現在、自己と他者などのボーダーラインは存在するのか、誰が望んでいるのか、なぜ無くならないのかということを考え続けなければならないと思った。, その一括りは個人の集まりであり、そのひとりひとりを知っている訳ではないのに、なぜ全否定に行き着いてしまうのか。, 今度は「ワシントン大行進」のときに演説するキング牧師の気持ちになりながらブログを書いている自分に今気づき、話をパリでの日々に戻そうと思う。, 少し遅めに起きて、スーパーで自分の直感を信じて買ったら泥のような味がした珈琲をばくさんに振る舞い、のんびりと出かける準備をする。, 今日は僕が行ってみたいレストランが歩いて行ける距離にあったので、ばくさんとのえみさんをお誘いして、夕方の劇場入りまで近所を散歩してみようということになっていた。, 店内は木を基調としたどこか懐かしさを感じさせるインテリアで、赤いギンガムチェックのテーブルクロスがアクセントになり、穏やかでチャーミングな雰囲気を醸し出していた。, ポタージュは自然がそのまま体に染み渡っていくような、素朴だけど力強い味がして美味しかった。, シューファルシ(chou farci)は牛の挽肉とキャベツをミルフィーユのように重ねて包み、その上にトマトクリームのソースをたっぷりとかけてオーブンで焼いたロールキャベツのような料理。, 肉もキャベツもトマトクリームも全てがジューシーかつ濃厚で、ハンバーグとシチューとポトフが合体したような最強さがあった。, そして、忘れてはいけないのはここでもやはり"バゲット"で、口火を切ったのはのえみさんだった。, 「ねえ、バゲット欲しくな…Excuse-moi! 2020年04月09日 21時00分. 坂口涼太郎さんが、なんとイケメンだらけの「#洗濯愛してる会」に参入?坂口健太郎さんやひょっこりはん、加藤諒さんとの関係は?cmで話題の坂口涼太郎さんの正体を暴きます。坂口健太郎さんやひょっこりはん、加藤亮さんとはどんな関係なのかも調べました。 また、坂口涼太郎さんのブログには過去に「湘南に住んでいた」「高校時代を茅ヶ崎で過ごした」と語っていることもあり、ネット上には「坂繰り涼太郎 茅ヶ崎高校」と検索する方も多いようですが、実際には出身高校は明らかになっていません。 トレンド, 俳優, 映画, 今、絶好調の菅田将暉さん。父親が凄いと話題です。ブログで家族画像やエピソードを公開!会社も出身高校も大学ハイレベルで、関西では有名人なんです。菅田将暉さんの父親が開設したブログの画像や内容、会社や出身高校・大学と菅田将暉さんのエピソードをまとめました。, 進学校として有名な、私立南海清風高校から、同志社大学に進学、法学部を卒業しています。, 2018年ベストファーザー賞in関西に選ばれた菅生新さんは、大学卒業後、後藤沢薬品工業株式会社に勤務していました。, その後、経営コンサルタントとして「株式会社エグゼクティブ大阪」を設立し、社長を務めています。, 菅生新さんは2018年 1月31日、菅生新オフィシャルブログ「スゴー家の人々」を開設しています。, 年商億を達成する程の実力経営者だそうでうが、笑顔がとっても優しそうなお母さんですね。, 菅田将暉さんには弟さんが2人いて、4歳年下の次男・菅生健人さんはダンスが上手で、エグザイルのボーカルオーディションに参加した経験があります。, また、大学に入学してからの初めてのバイトは衆議院議員会館での私設秘書だったそうです。, 菅生新さんが開催している月例の経営者勉強会で、受付や書類配布を手伝っているようです。, 新樹さんは、菅田将暉さんと同じ様に第29回ジュノン・スーパー・ボーイコンテストでベスト30、第30回ジュノン蘇生リーグファイナルでは5位になっています。, 菅生新さんのブログには、「大晦日に長男帰省で全員揃い、1月3日まで家族密着で楽しく充実して過ごせました」, 今年の目標や夢を語り合い、全員でカラオケに行ったり、自宅では長男出演のバラエティ番組を見ながらギターで弾き語りをしたりした様子。, 「スゴー家の人々~自叙伝的子育て奮闘記」の中に、お母さん・菅生好身さんは「お産は病気じゃない」「家族だけで出産したい」と、3兄弟全員を自宅で出産したと書かれています。, 菅田将暉さん自身も、TBSのトークバラエティ「A_-Studio」に出演し、笑福亭鶴瓶さんと自宅出産について話されていました。, 菅田将暉さんのお父さんとお母さんは、きちんと許可を取り3年くらい勉強し、お父さんが取り上げたそうです。, 出産は母子共にリスクが伴うので、専門家がいない状況での出産は怖いと言う声もあります。, 菅田将暉さんは、超人気俳優ながら謙虚な性格が男性・女性問わずファンを惹きつけているようです, 彼女からペアリングが欲しいと言われ、プレゼントしたら一週間後にフラれてしまったそうです。, 2019年7月26日から公開されている映画「アルキメデスの大戦」で、天才数学者の役を演じる菅田将暉さん。, 撮影に入る2~3か月前から数学の勉強を始め、仕事の合間も参考書を持ち込んでいたそうです。, この様な努力の結果、菅田将暉さんは、劇中で黒板に難解な数式を書きなぐりながらプレゼンするシーンでも、数式をきちんと理解して演じていたそうですよ!, 菅田将暉さんは、「自分の経験値や武器みたいなものが知識や方程式だったりで、敵となる問題が現れて自分の知識と発想で解いていく作業が好きですね」と数学の面白さを語っています。, 映画「アルキメデスの大戦」での天才数学者は、まさにハマり役といったところでしょうか。, 机上にある限られた資料だけで、巨大戦艦大和の建造を阻止しようと奔走する若い天才数学者の役を、菅田将暉さんが演じます。, 司令部の嶋田繁太郎(橋爪功さん)は巨大戦艦大和を建造し、日本の国威を世界に示そうと計画していました。, その計画に反対を唱える海軍少将・山本五十六(舘ひろしさん)は、大和建造を阻止するために、帝国大学100年に1人の逸材「アルキメデスの再来」と呼ばれる天才数学者・櫂直(菅田将暉さん)を引き入れます。, 巨大戦艦大和の建造を巡る、謀略と数学を駆使した頭脳戦が見所の、歴史エンターテイメント映画です。, ティモンディの高岸さんはトライアウトに挑戦してる、スポーツ推薦芸人だってホント?みやぞんさんを脅かすというウワサも。そもそもティモンディってどゆこと?体育会系芸人ティモンディ高岸がトライアウトに挑戦してるウワサと、みやぞんさんを脅かすパワーを調べました。, ドラマやCMで大人気の木村文乃さんは2016年に結婚しています。旦那さまの千葉大樹さんってどんな方、画像は?木村文乃さんはインスタグラムに料理「ふみ飯」をあげています。木村文乃さんの旦那さま、千葉大樹さんとその画像、インスタの料理「ふみ飯」についてまとめました。, 山下智久さんと新垣結衣さんはとっても仲良し。共演ドラマのキスシーンはあるの?結婚の可能性は?山下智久さんと新垣結衣さんが結婚したら、ビッグカップル!でも悔しいかも。ふたりのキスシーンや結婚はある?ふたりの仲は熱愛に発展しそう?などを徹底的に調査しました。, 米倉涼子さんが独立。オスカープロモーションを退社するタレントさんが多いと話題になっています。理由は黒いウワサ?どういうことでしょうか。米倉涼子さんをはじめ、退社が相次ぐオスカープロモーションに、どんな黒いウワサがあるのでしょうか。調べてみました。, 寺田心くんの年齢は?何年生?成長しない身長が心配だという声もあります。父親がいないそうですが、死別していて新海誠監督と関係がある人というウワサがあります。寺田心くんの年齢や成長しない身長、死別した?父親と新海誠監督との関係などを調べてみました。, おっさんずラブ、映画化に加え、2018年12月15日の田中圭テレビに吉田鋼太郎が出演します。映画化キャストに追加は?ストーリーはどうなるの?いつ公開されるの?おっさんずラブ映画化のロケ地、キャスト、ストーリー、公開日など、気になる情報をまとめました。, 坂口涼太郎さんが、なんとイケメンだらけの「#洗濯愛してる会」に参入?坂口健太郎さんやひょっこりはん、加藤諒さんとの関係は?CMで話題の坂口涼太郎さんの正体を暴きます。坂口健太郎さんやひょっこりはん、加藤亮さんとはどんな関係なのかも調べました。, 「凪のお仕事」でまたもやブレイクの高橋一生さん。実は生い立ちが壮絶なんです。弟が4人もいて、バンドで歌う弟の画像が似てるというウワサも。高橋一生さんの生い立ち、特に母親が壮絶な件と、4人の弟の現在。バンドで歌っている弟の画像が似ている?をまとめました。, G-SHOCKの開発者は伊部菊雄氏という方。1行の企画が大ヒット!2020年5月21日のフジ「奇跡体験!アンビリバボー」で紹介。意外なきっかけから商品化したG-SHOCK。でも案外売れなかった?みんなが知ってるG-SHOCK開発者・伊部菊雄さんのお話です。, 山下智久さんが2019年4月期ドラマ「インハンド」に主演します。何を演じてもカッコいい山下さんの出演ドラマ一覧と、インハンドのキャストやあらすじを確認!山下さんのコメント等も載せてます。山下智久出演ドラマ一覧と2019「インハンド」のキャストあらすじまとめです。, Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます), おっさんずラブ速報! 田中圭24時間テレビに黒澤出演!映画化ストーリー、公開日は?. 53. 13. 「ゼロ 一獲千金ゲーム」の現場については第二話が放送してからじっくり綴ろうと思います。, 眠りと女性について | 坂口涼太郎 オフィシャルブログ powered by Ameba, 気づけば一日の大半をデカいはんぺんのような白いベッドの上で過ごしていて、そして今はブログを書いている。, という、予想外すぎる展開を想像して余計に怖くなり、その場合ちょっと立ち直れそうにないので、やっぱり見に行かないでおこう、と心に蓋をする。, その後はドラマの現場で訝しげな目で見られるほど声を出して笑い、電車の中で乗客に心配されるほど泣き、読み終えたときは件のはんぺんの上で本を抱えたまましばらく動けずにいた。, 当たり前のことだけど、今この世界に存在している人間は皆、女性から産まれてきたのだ。, 妊娠してからの身体の変化、精神的なこと、どんな風に出産や育児と向き合っているのか。, 知識として知っているつもりだったし、女性の気持ちを想像して接しているつもりだったけど、実際は未知なことが多すぎて驚いたし、反省した。, 同じ人間だけれど、男性と女性はほとんど違う生き物だと思って慎重に関わるべきだと思う。, どれだけ思いやっても、本当の実感は絶対に理解し合えないし、理解したつもりになってはいけないと思う。, 川上さんは出産や育児の記録をこと細かく、ユーモアを交えて正直に、真摯に綴ってくださっている。, 僕らが絶対に理解し得ない、子どもを産むことについて、少しでも知っておくべきだと思うし、純粋にこの本を女性以外の性の方に読んでみてほしいと思います。, 何をしていてもまどろみの中にいるようで、まるで吉本ばななさんの小説「白河夜船」の主人公みたいに一日中眠ってしまう。, と思いながら睡魔に屈し、その後目覚めてリベンジしても数ページ読み進めると本の隙間から、, それはトランスジェンダーやトランスセクシュアルの方々に対しても同様で、「違い」をちゃんと. 2020/2/8 (僕は木ノ下歌舞伎の出演者です)」, と言われてしまって、いやノンじゃなくて、と思ったけれど、今回は普通手渡されるはずの〈劇場関係者パス〉的な通行手形がなぜか配布されず、「言ってくれれば入れるんで!」みたいなノリだったのに、審査官にチラシや舞台写真を見せて説明しても全然信用してくれない。, まさか劇場に入る為に、リアル関所での押し問答みたいなことを上演前にするとは、、と思いながら、フランス語、英語、日本語フル活用で弁慶さながらに訴え続けること数分。, と意気消沈して楽屋に入ってきたこともあったし、みんな各々厳しい審査を乗り越えて、なんとか楽屋へたどり着いた。, 無事に稽古とゲネプロが終わり、この日の夜は外食せず、スーパーでワインとチーズ、オリーブ、生ハムなどを買って部屋で夕食を済ませた。, アンティークの椅子や様々な種類のチーズ、靴やアクセサリー、屋台など、色んな出店がひしめいていた。, 壁の表面はびっしりと彫刻で装飾が施されていて、中に入ると広大な礼拝堂に世界中の国旗が掲げられ、蝋燭の光がそれをぼんやりと浮かび上がらせていた。, 部屋のように細かく仕切られた祭壇がたくさんあり、聖書の一場面を描いた絵画が美術館のように飾られていた。, 「訪れたことがあるから」という理由だけではないショックを、四月に起きた火災事故からは受けた。, テレビから流れる、燃えるノートルダム大聖堂を見ながら、「地獄」という二文字が浮かんだ。, これは現実に起こっていることだ、と頭で理解しようとするけれど、体がついて来ず、呆然としながらもどこかで既視感のようなものを感じていた。, 気が遠くなるほどの歴史や時間や人生が、一瞬にして無に帰することの残酷さと、それが自然の摂理なのだという当然さを見せつけられた気がした。, ただ、どれだけ物質が破壊されようと、信仰は決して損なわれないのだと思うと、暗闇の中で明かりを見つけたときのような気持ちになる。, と王子さまに言うように、信仰や思想は各々の心の中に確かに存在するけれど、誰にも奪えず、壊されない。, パリを訪れ、”いちばんたいせつなこと”を元に人間達が創り出したものを目の当たりにして、その強さと揺るがなさをより感じた。, 新人アニメーターの中島です。 自分のことが限界で、奥原さんに酷いことを言ってしまった。 僕も幼い頃アニメを見て、たくさんのことを受け取ってきたはずなのに。 口から出てしまった言葉は取り返しがつかないから、反省してこの瞬間からやり直… https://t.co/S46puFh4DV, パリ滞在記 -前篇- | 坂口涼太郎 オフィシャルブログ powered by Ameba. A bientôt ! Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved. 今、絶好調の菅田将暉さん。父親が凄いと話題です。ブログで家族画像やエピソードを公開!会社も出身高校も大学ハイレベルで、関西では有名人なんです。菅田将暉さんの父親が開設したブログの画像や内容、会社や出身高校・大学と菅田将暉さんのエピソードをまとめました。 大学については一切情報がありませんでした。分かり次第追記していきます。 坂口涼太郎さんプロフィール. テーマ: Blog. -前篇-はこちら木ノ下歌舞伎「勧進帳」パリ公演初日。 本番前の静謐な楽屋で化粧をしながら、日本という場所以外でこの作品を上演することについて思いを巡らせていた… なので坂口涼太郎さんも オネェではない かと思います。 ダンスとかしていると 仕草や振る舞いが丁寧になって オネェっぽく見えてしまうんじゃないのかな? なんて思います。 坂口涼太郎さんのブログで ジェンダーについて書かれていました。 生年月日:1990年8月15日(2020年5月現在29歳) 出身地:兵庫県神戸市; 血液型:B型; 身長:171cm; 体重:58Kg 最近とても眠い。何をしていてもまどろみの中にいるようで、まるで吉本ばななさんの小説「白河夜船」の主人公みたいに一日中眠ってしまう。白河夜船の主人公は恋人からの… テーマ: Blog. 今年は僕の 役者デビューの年 です。 なので初づくしの1年でした。 2019年09月09日 20時15分. (すいません!バゲットください!)」, と、それはそれは流麗に、僕らの返答を待たずして同意だということを感じ取ってからの、流れるような注文への切り替えしはかなり見応えがあった。, のえみさんのおかげでやってきたバゲットは例のごとく魔法にかかっていて、お皿に残った最強のソースを、魔法にかかったバゲットで掬って食べたときは、たぶん三人とも失神していたと思う。, とお互いの感動を確認し合いながらしばらく歩いていると、大きな教会があったので入ってみることにした。, さっきまで聞こえていた車が走る音や、風が吹く音、遠くから聞こえてくる人の声などが水の中に潜ったように止んだ。, 毎朝礼拝があり、聖書の一節を朗読し、賛美歌を歌い、「アーメン」と声に出して祈った。, 僕が「人の祈る姿が一番美しい」と思うこの思想のルーツは、その当時の記憶が影響しているのかもしれない、とふと思った。, のえみさんがお土産にチョコレートを買いたいと仰っていたので、ショコラトリーに向かうことに。, 日本にはまだ出店していないショコラトリーなので、お土産には最適! ということで店内を物色。, 僕は店員さんにチョコレートの味を教えてもらい、気になった九個を自分用に金属のボックスに詰め合わせてもらった。, その夜、ホテルに戻って一粒いただいたら、味と香りが口の中で爆発し、視界の解像度が爆上がりした。, 二日目の公演を終えて、演出の杉原邦生さんが仕事の都合で翌日フランスを発つことになっていたので、みんなで食事をした。, 邦生さんはフランスで日本語を普及させようと活動しているかのようにフランスの方々に対してよく日本語で接していたけれど、往々にしてなんとなく伝わっていて、その様子が面白かった。, と二年前に松本で上演する為に稽古していたときには想像もしていなかった展開を回顧し、一足先に日本に帰るだけだけれど、人はいつ会えなくなるかわからないし、いつだって最後の瞬間になり得るのだという思いのもと、, 店を後にし、陽気な足取りでみんながホテルへと帰る後ろ姿を見て、ピカソやルソー、ヘミングウェイやダリやモネやルノワール、ゴッホやサティなどの芸術家達も、こうやってパリの夜道を歩いていたのかなあ、と想像して、人は生まれて死んでゆくけれど、時の流れには境目が無いのだな、と果てしない気持ちになった。, ばくさんはパリに来ているお姉様とお母様と一緒に観光をするそうで、先に出かけていった。, 僕はCMのオーディション用の映像を撮って送らなくてはいけなかったので、部屋で撮影。, その時は気がつかなかったけれど、今見返すと顔はぱんぱんに浮腫み、声はスナックのママのようにがらがらに嗄れていて、, 準備を済ませ、今日はのえみさんをお誘いして前日に寝つけなくなるほど心待ちにしていたところを巡る。, 高級ブティック街にいきなりでーん、とギリシャ神殿風の建物が現れ、その光景には柱の影からヘラクレスとかふらっと出てきてもおかしくないような、唐突なギリシャ神話感があった。, しかし、中に入るとヘラクレスのことなんて微塵も思い出せなくなるほど、嘘みたいに美しくて豪華な礼拝堂が現れた。, 他の教会に比べて、彫像や天井画の存在感が強く、それに寄り添うように装飾や配色の調和が取れていて、どこかロマンチックな雰囲気を醸し出している。, 帰りに売店で、中にマリア様が描かれた薔薇の花の形をしているシルバーのロケットと、鳩の姿が描かれたシルバーのチャームを購入。, 外に出るとやっぱり少しだけヘラクレスが顔を覗かせたけれど無視し、ロワイヤル通りを南に進み、コンコルド広場に出た。, パリには高い建物が少ないので、どこにいても空の存在が大きく、足元まで光が届いていた。, 僕は獅子座なので、昔からライオンが好きで、ライオンモチーフのアクセサリーや雑貨などを蒐集している。, なので、ライオンモチーフの何かが街中にあると、ライオンセンサーが反応して、自動的にそちらに引き寄せられるようになっている。, パリの街を散策して、水飲み場の蛇口がライオンだったり、ドアノブがライオンだったり、食器や建物や看板がライオンだったりするなあ、とは思っていた。, というライオンセンサーの統計を踏まえて調べてみると、皇帝ナポレオンの「ナポレオン」という名前には〈荒野のライオン〉という意味があり、だからパリにはライオンモチーフが多いのだという。, そして、やっていることというか、考えつくこと一緒やん! とナポレオンに全力でツッコミを入れたくなった。, 突然やってきた皇帝気分を味わいながら、僕が子供の頃から訪れたいと夢見ていたところへ向かった。, 子供の頃からクロード・モネの「睡蓮」に魅了されていた僕は、ここに来なければ見ることができない「睡蓮の間」に行くことを夢見ていた。, 真っ白な空間を進んで行くと小さな入り口があり、そこを潜り抜けると、どんなに言葉を尽くしても表現しきれないあの色彩に染まる水面が、一面に広がった。, 三百六十度「睡蓮」に囲まれた部屋に身を置いたとき、自分でも気づかないうちに緊張していた体が蒸発するように和らいで、熱い息が込み上げてきた。, みたいなものが満ちていて、今生きていることを何か大きな存在に許してもらえたような気持ちになった。, 1918年の戦争が終わった翌日に、フランスに「睡蓮」を寄贈するモネの人柄そのもののような、どこまでも温かく穏やかだけれど、同時にこの世界に対する怒りと哀しみも感じるような、混沌とした安らぎの気配がした。, 「仕事に疲れ切った神経は、そこで、淀んだ水に佇む風景に癒されるであろう。そして、この部屋は、ここで過ごす者にとって、花咲く水槽の真ん中で、安らかな瞑想を行うための隠れ家となるであろう」, 〈 Les nerfs surmenés par le travail se seraient détendus là, selon l’exemple reposant de ces eaux stagnantes, et, à qui l’eût habitée, cette pièce aurait offert l’asile d’une méditation paisible, その通りの場所になり、どれだけの人がここで平穏な心を取り戻し、生きやすくなったのだろうかと思うと尊くて、目の前にある睡蓮がより滲んだ。, その後、階下に降りるとルノワールやセザンヌ、ルソーやモディリアーニ、ローランサン、マチス、ピカソなど、錚々たるメンバーが描いた名画がずらりと並び、モネの「睡蓮の間」のことしか考えていなかった僕は「棚からぼたもち」ならぬ「階下から名画」に喜びを隠せなかった。, 企画展も面白くて、筋肉質で体格のいい女性がバレリーナのチュチュとトウシューズを身につけて佇む姿を描いた絵画や、パンツ一丁の小さな少年が悪戯っぽい表情で展示室にいたりした。, 途中、アルトサックスで「Take Five」を奏でる少年に出会ったり、アフリカンの方達がドラムを叩きながら何かに対してデモをしていたり、別の日には地下鉄の駅構内で弦楽四重奏のアンサンブルが「チャールダーシュ」を奏でていたりして、パリには生の音楽がとても身近にあった。, お腹が空いて、ムール貝を食べてみたいという僕の希望でムール貝の白ワイン蒸しを食べられるお店に入った。, バケツのような大きさの鍋にたっぷりと入ったムール貝と、付け合わせのフライドポテトを交互に食べ、もはや忘れてはならない存在となった"バゲット"を、たっぷりと出汁が出たスープに付けていただいた。, それと同時に、ここを訪れて舞台を観ることがどれだけ特別なことなのかということを空間が物語っていて、相当な気合いを入れていないと立っていられないような、試されているような感覚になった。, 金色に煌めき、シャンデリアと天井画と何枚もの大きな鏡で飾られたホワイエの豪華さには目眩がするほどだった。, 天井には、かの有名なシャガールの天井画「夢の花束」とクリスタルのシャンデリアがあり、, ちょっと常軌を逸している豪華絢爛さの中で、シャガールの天井画だけは唯一心の拠り所というか、安らげる柔らかさがあった。, その、ミスマッチなようで絶妙な抜け感のあるバランスは、よりこの劇場を特別なものにしていた。, 〈オペラ座の怪人謎解きゲーム〉的なものを開催していて、みんな怪人のマスクをつけながら劇場内を探検していたので、至る所にオペラ座の怪人がいて面白かった。, 美味しそうなハムを置いていたお店で最後のジャンボン・ブールを買い、関係者入り口で審査官に「Bonjour !」と最後の挨拶をして、劇場に入った。, 引き返してさっきまで上演していた劇場の扉を開けようとしても、ロックがかかって開かない。, 制作の本郷さんとようやく電話が繋がり、劇場の中にいた通訳のミオさんに連絡してくださり、がちゃっと扉が開いた。, シャワーを浴びてさっぱりしてから、バスティーユにあるレストランで、みんなとフランスで最後の晩餐をした。, なるべく思い残しの無いように! とメニューにあるフランスっぽい料理をありったけ頼んだ。, 牛のタルタル、鴨のコンフィ、テリーヌ、パテ、ポワレ、ビーフブルギニョン、タルトタタン、クレームブリュレなどなど。, どれもとても美味しかったけれど、衝撃的に一番美味しかったのは本格的な"グリーンカレー"で、なんで? となった。, みんな笑顔で、どこか力が抜けてとろんとしていて、どこを見渡しても幸せな気持ちになる夜だった。, 散歩をしていて気になっていたカフェがあったので、ばくさんとのえみさんをお誘いして、朝ごはんを食べた。, パリにいる間、ばくさんとのえみさんのおかげでとても楽しい日々を過ごすことができたので、, 併設していたナチュラルマーケットで共演者の大柿友哉さん(大柿くん)が前日に僕らの航空券のチェックインをしてくださったので、お礼に美味しそうなコンフィチュールを買ってホテルに戻り、お渡しした。, ホテルから空港までのタクシーの中で、制作兼字幕操作を担当してくださった堀さん(ホーリー)にフランスの方々へ向けたメッセージをフランス語に翻訳してもらった。, 〈Merci beaucoup d’être venus voir nos spectacles !! 新人アニメーターの中島です。 自分のことが限界で、奥原さんに酷いことを言ってしまった。 僕も幼い頃アニメを見て、たくさんのことを受け取ってきたはずなのに。 Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved. !〉, 「舞台を観に来てくださりありがとうございます!最高の日々でした。また会いましょう!」, ぼんやりとした意識の底で、ある夜、フランス語通訳のミオさんとタクシーに乗り合わせたときのことを思い出していた。, 車窓から見えるパリの街があまりにも美しく、うっとりとしてしまって、思わずパリ在住のミオさんに, 目を覚まし、扉を開いて外に出かけると、目の前の世界に心をときめかせることができる。, いつかそのことを忘れてしまうような日が来たとき、その"意識"に救われる瞬間と出会うだろう。, 生きているのか死んでいるのかわからなくなる深い眠りの奥底で、そんなことをたぶん思った。, 夏の思い出 -2019-☀️ この夏の記憶の集積と共に、夏の名曲をマッシュアップして歌いました -使用楽曲- 「夏の思い出」ケツメイシ 「青い珊瑚礁」松田聖子 「The Loco-motion」Little Eva (敬称略… https://t.co/slP7crukVw, パリ滞在記 -後篇- | 坂口涼太郎 オフィシャルブログ powered by Ameba. Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved. 54 1. ダンスやピアノの弾き語りなど多彩な才能で活躍する俳優の坂口涼太郎さん。個性的な演技でもあり、さらにバラエティ番組では口調が独特でオネエではないかと噂されています。今回は俳優の坂口涼太郎さんのオネエ疑惑の真相や高校やダンススクールの経歴等につ (サンテ!)」の合唱でみんなと乾杯。, 橙色の光がふわふわと灯る街を行き交う人々を眺め、聞こえてくるフランス語の会話に耳を傾けながら食事をしていると、やっと, 夢みたいだけど本当にいるんだと思うと嬉しくて、それ特有の浮遊感を味わいながら帰路につく。, 深い眠りの向こう側で、隣で寝ているばくさんが部屋を何度かうろうろしていたような気がして聞くと、, そんな話をしながら支度をして、今日は夕方のリハーサルまで、ばくさんともう一人共演者の高山のえみさんと三人でパリの街を冒険しようということになっていた。, (Chapelle Notre-Dame de la Médaille Miraculeuse), この教会のメダイユ(メダル)を持つと奇跡が起こると言われていて、僕も以前からなんとなく知っていた。, でも、旅の前に〈パリで行きたいところリスト〉を自分で作成したとき、優先順位的には下というか、まあ行かなくてもいいかなと思っていた。, でも、のえみさんがメダイユを買いたいと仰っていたので、じゃあ行きましょう! ということになり、行ってみたらまあ素晴らしくて、ちょうどミサを行なっていた礼拝堂の中の温もりのある神聖さ、そしてメダイユのひとつひとつ美しいこと!, メダイユのデザインに一目惚れしてしまい、しかも僕の一番好きな色のメダイユがあり、即購入。, と謎な未来のことを思って、まだ見ぬ大切な人達の為にも余分に買い、布教かよっていうぐらいのメダイユを買った。, と一通り感嘆したあと、「Poilâne」というパン屋さんで美味しそうなクロワッサンと、大量の金貨が入っている袋を連想させる袋詰めクッキーをカンパニーのみんなへお土産として買った。, その後も僕は驚き続けることになるのだが、信じられないぐらい大きくて、豪華で、素敵な教会がパリの街を少し散歩する度にどかどかと出現し、そんな教会に出会う度に静かで安らかな気持ちになった。, 日本にいるときはこの眩しいほど装飾的な神聖さとはなかなか出会えないけれど、この感じは完全に神社仏閣での居心地と同じだと思った。, そう思うと、フランスも日本も世界のどの場所でも人には心の安らぎや平穏の為に祈る場所がある訳で、愛しい気持ちになるというか、それぞれの文化の根源にあるものは等しく同じ人間から生まれたのだなと思い、遠い目になった。, 惚れ惚れするようなホスピタリティから、この仕事、ここで働いている自分に誇りを持っていることが伝わってきて、とても格好よかった。, 僕はオニオングラタンスープが大好物で、フランスで絶対に食べたいと思っていた料理の一つだった。, 「ジャンボン・ブール」はフランスパンにハムとバターを挟んだ、フランスの人達にとってのソウルフード。, 噂には聞いていたけれど、どの店に行ってもバゲットが当然のように付け合わせとして出てきて、そのどれもが信じられないほど美味しくて、, 中に入ると、マリアブルーと真紅で彩られた美しくこじんまりとした薄暗い礼拝堂があった。, まるで、光が差し込む海の底から、この世界にあるすべての色が投げ込まれてくるのを見ているようだった。, この礼拝堂に辿り着くまでの過程は、設計士によって全て演出されていたのだということがわかった。, この”関係者入り口”で後々、関所同様の押し問答が繰り広げられることになるとは、その時の僕らは知る由もなかった…。, それはさておき、劇場に入るとすでに舞台のセットは出来上がっていて、僕らのスタッフチームと現地のスタッフチームが一緒に作業をしていた。, もともと「クレイジーホース」のドキュメンタリー映画を観ていたので、生で観れるのをとても楽しみにしていた。, ずっと見ていると人間の体の造形に疑問が浮かんでくるというか、どうしてこのデザインになったのか、みたいなことを考えてしまうほど次から次へと登場する体の数々に神秘を感じざるを得なかった。, バスタブにお湯を溜めて温まり、その後シャワーを浴びていたらどんどん水温が冷たくなっていき、最終的にきんきんに冷えた氷水のような温度になり、「滝行かな?」という状態になった。, まあ、よくあることだし、しばらくお湯を出していたら戻るだろうと思い、しばらく待ってみたが、一向にお湯は出てこない。, その日から毎晩、ボイラーが止まるまで温められていた最後のお湯頼みで、なるべく素早くお湯を節約しながらシャワーを浴びるように心掛けたが、どうしても最後の最後に体の泡を洗い流すタイミングで、決まってみるみるうちに水になり、「あ゛ーーーっ!!」と心の中で絶叫しながらシャワーを浴びた。, 温かいシャワーをちょっと泣きながら浴びて、のえみさんとばくさんと「Merci」というセレクトショップに向かった。, 店頭には赤くて小さい車があり、洋服から家具、文房具、アクセサリー、化粧品まであらゆる生活用品が揃っていた。, 「Je suis un acteur de la compagnie Kinoshita Kabuki. パリ滞在記 -前篇-テーマ: 旅の記.