生産管理システム・クラウド型EDIサービス|Factory-ONE 電脳工場の「エクス」

30周年を迎えるにあたり。代表取締役:抱 厚志

 

平素は格別のお引き立てとご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
 皆様のご支援を頂きながら、漸進を重ねて参りました株式会社エクスですが、お陰様で9月1日に30周年を迎えることになります。

まずはお客様、販売店、ビジネスパートナーの皆様に厚く御礼申し上げます。

30年前に前職の三菱時代の同僚4人で立ち上げた弊社ですが、絵に描いたようなベンチャー企業の道を歩んで参りました。阪神大震災、東日本大震災と2回にわたる未曾有の天災にも遭遇し、事業継続の危機を迎えたこともありましたが、「日本のものづくりをITの技術で復権させる」という強い思いと、いつも弊社や弊社サービス『Factory-ONE 電脳工場』に寄り添い、ご支援を頂いた皆様へのご恩返しという思いで走り続けてきました。

30年間、社会や経済情勢、技術のトレンド、マネジメント手法の変遷などの影響を受けながらも生産管理のノウハウを蓄積し、製品開発に注力して参りました。昨今の技術革新の速度は目を見張るものがあり、特にITのテクノロジーは収穫加速の時代に入り、AI、IoT、ロボットなどの分野では指数関数的な発展を遂げております。しかし2023年は、長年、GDP世界第3位の経済大国だった日本がドイツに抜かれ、第4位に転落しました。更に2026年にはインドにも逆転を許し、第5位に転落すると予測されています。このように日本の後退国化は現実味を帯びてきています。

明治維新以降の歴史を鑑みても、日本の国力の根幹にはものづくりがありました。日本の後退国化に歯止めを掛けるには、製造業の復権が最重要課題であると考えます。

弊社と致しましては、今後も技術革新に乗り遅れることなく、次世代のものづくりをサポートできる製品やサービスの開発に努めて参る所存でございますので、今後も倍旧のご指導をお願い申し上げます。

―エクスは日本のモノづくりを応援し続けます。

抱 厚志