と仁王立ちするこちらの女優さん。 子宮と周囲のリンパ節を広く切除する広汎子宮全摘術でないと、癌をきっちり治療できないことになります, ポスターやインターネットなどで接種を勧めたり、接種を促すハガキを各家庭に送ることなどの取り組みを指します. 7日が期限ですので、見逃さないようにしてください。 ワクチンが一次予防で検診が二次予防です。 コウノドリを見ていると、厚労省や日本産科婦人科学会の意向がそのまま乗り移ったようなセリフの数々に驚いてしまいます。, 今回は特に、第2話の放送に合わせてコウノドリの公式サイトに子宮頸がんワクチンに関する厚労省のサイトのリンクが貼られています。, ドラマは影響力が非常に大きいものだと私も臨床現場で日々実感していますし、ドラマを通してこういう取り組みがなされるというのは良いことだと思います。, 鴻鳥サクラ(綾野剛)の担当した妊娠19週の妊婦、久保佐和子さん(土村芳)は、妊婦検診時の子宮頸がん検診で子宮頸部腺がんと診断されます。, 進行度を判断するために受けた子宮円錐切除の結果、広汎子宮全摘が必要なⅠb1期であることが判明。, 夫婦は悩んだ結果、鴻鳥が提案した28週まで妊娠継続、帝王切開で出産と同時に子宮を摘出する治療を選びました。, ウイルス感染が原因である以上、感染の機会が多い人が子宮頸がんになりやすいわけです。, またウイルス感染であるがゆえに、感染する前、つまり初交前にワクチン接種すればこれを予防できます。, 子宮頸がんワクチンは世界中で導入されており、日本では2013年に12-16歳の女性に公費の子宮頸がんワクチン定期接種が始まりました。, ドラマ中で鴻鳥、四宮(星野源)、下屋(松岡茉優)らが、まるでパンフレットを読むかのようにこの事情を説明していたのでわかりやすかったですね。, 表面(上皮内)にとどまる浅い初期の癌であればこれが「治療」になりますし、ある程度進行していれば、進行度や悪性度を知るための「検査」になります。, 子宮の一部を切除することになるため、切迫流産などのリスクがあるとされていますが、子宮頸がんの検査としては非常に重要です。, 佐和子さんは、円錐切除した組織の病理検査(顕微鏡で組織を観察)の結果、残念ながら円錐切除では取りきれないほど癌が大きかったことがわかります。, こうなると、子宮と周囲のリンパ節を広く切除する広汎子宮全摘術でないと、癌をきっちり治療できないことになります。, 癌の深さや悪性度が実際にどうだったかは、手術で切除したものを病理検査に出せば1週間ほどで結果が出ます。, 術前の予想ではⅠb1期でも、術後の病理結果で予想以上に進行していたことがわかることも多くあります。, つまり切除した結果、術前に予想していたステージより進んだステージを術後に伝えられる可能性もあるということです。, この病理結果によって再発リスクが決まり、術後治療(抗がん剤や放射線治療など)の必要性も決まります。, 最後に佐和子さん夫妻が喜んだのは、幸い術前の予想通り進行度1b1期であったことが病理レポートに記載されていたからですね(リンパ節の転移もなく、再発リスクは低いと判断されたものと思われます)。, 肺の発達が未熟なまま出てきてしまったため、赤ちゃんは自分でうまく呼吸ができなかったのです。. この部分は主人公・鴻鳥サクラの生い立ち、産科医を志した理由、 HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)についても考えなくてはならず、 というのを聞いたことがあります。 頸がんが発見されることが少なくなく、 Copyright © 2020 アイ・ラボ CytoSTD研究所 All rights reserved. ドラマも出てくる子宮頸がんはどんな病気? さて、そんな期待の土村芳さんが 「コウノドリ」で演じる妊婦・久保佐和子が 患っている子宮頸がんとは、どんな病気なのでしょうか? 国立がん研究センターのHPによると 子宮頸がんは、子宮の入り口の子宮頸部とよばれる部分から発生します。 鴻鳥サクラは乳児院、児童養護施設で育ちました。 日本でもようやく認識が変わろうとしています。 漫画村から新たなツイートがつぶやかれまし... 今回の記事では、 頸がんは20歳代から患者数の増加が始まります。 コウノドリ2も1話目から涙なしでは見れないドラマに仕上がっていましたね。 2話では子宮頸がんの妊婦さんが登場しました。 この妊婦さんを演じる女優さんとその旦那さんは誰? 子宮頸がん、HPVワクチンの部分になります。 「マザーキラー」の異名があります。 自分でできる自己採取式の子宮頸がん細胞診検査です。なかなか病院に行けない、恥ずかしいなどといった理由で子宮頸がん検査を受けられていない方におすすめです。, 男性用の検査キットです。子宮頸がんや咽頭がんの主因にもなるハイリスクHPVのタイピング検査です。13種類のハイリスクHPVのどの型に感染しているか調べます。. 「お部屋探しはURであーる」 ぜひ、上記リンクから『コウノドリ』を読んでみてください。, 漫画『コウノドリ』無料公開中 HPVワクチン・子宮頸がんをあらためて | テレビ番組 時事ネタなど書いていきます。はい。. 続篇ではHPVワクチンに触れていて、物足りなかったのは事実ですが、 数か月に一度は検診を受け続けなくてはならなくなります。   ただ、この検診でがんだとされた場合、 治療のためにお腹の子を諦めなくてはならない、 身長:160 cm tbsコウノドリ、子宮頸がんを取り上げてくれてありがとう! 色々意見を言いましたが、それでも私はこの第2話、本当に嬉しいエピソードでした。 子宮頸がんについて、一人でも多く気に留めてもらえたらいいなと思います。 治療には妊娠の継続を断念せねばならなかったため、 がんではなくても、検診で異形成とされた場合、 大別して子宮体がんと子宮頸がんがあります。 TBSのコウノドリ、私大好きなんです。毎週楽しみに見ています!!と言いたいところですが、なかなかそうもいかず、昨日やっと録画しておいた第2話を見ることができました。, 妊婦さんが子宮頸がんになってしまうお話。すごく悲しくて、切なくて、ハラハラでしたよね。どうしてこんなにも幸せな時に、こんなにも悲しいニュースが。。。と、怖くなってしまいますよね。, すごくいいトピックであったこと、大人気のドラマが子宮頸がんについて取り上げてくれたこと、私はすごく嬉しいのです。なので、今日はコウノドリ第2話について語ってしまおうかと思います。, 妊娠19週の妊婦さん、久保佐和子さんの子宮頸がんの検査。妊娠自体は順調であったにもかかわらず、まさかのがん宣告。進行を調べるために子宮の入り口を切除する検査、円錐切除でがんが思っていたよりも子宮の中までも広がっていたというさらに辛い結果。なるべく早く赤ちゃんを取り出して、子宮の全摘出をしないとお母さんのがんが手遅れになってしまうかもしれないという、命の選択に迫られる。, 今回取り上げられた子宮頸部腺がんは、子宮頸部(子宮の入り口)のどちらかというと内側にできるがんです。子宮は膣の方から扁平上皮細胞という皮膚と同じような組織、そして腺細胞という粘液を出したりする細胞、そして赤ちゃんのできる子宮の一番メインの部分は子宮内膜細胞という細胞でできていて、3つの違った表面の組織でできています。, ありましたねー、四宮先生と小松さんのワクチンに対する思いの違い。本当にあれは現実的な問題で、あのような討論は実際学会に行ってもよく聞こえて来ます。本当にワクチンによる副反応なのか、それとも、偶然なのか。その判断は本当に難しいところですね。, ちょっと残念だったのが、ワクチンには触れたものの、なんのワクチンであるか、に触れなかったことです。おそらくHPVのワクチンについてだと思いましたが、それだったなら、ちょっと惜しい。子宮頸部腺がんではなく、子宮頸部扁平上皮がんの方がふさわしかったのではないかと思います。, なぜかというと、四宮先生と小松さんが討論していたワクチン、HPVのことであればこれは子宮頸部の扁平上皮癌を予防するものであって、子宮頸部腺がんはおよそ70%はHPVの影響があるとは言われているものの、残りの30%くらいは、HPV由来ではない癌だからです。, 子宮頸がんについてこのように人気ドラマで取り上げられたことは、すごくありがたかったし、子宮頸がんに対する認知度を上げるにはもってこいのチャンスです。でも、本当に残念だったのは、せっかく子宮頸がんのトピックで、せっかくワクチンにも触れたのに、子宮頸がんの定期検診を受けていれば、、、ということに一切触れなかったことです。本当に残念。, 四宮先生と小松さんはどうして久保佐和子さんがこんなに辛い思いをしなくてはいけないのか、それぞれ苦しみました。ワクチンという手段を取らなかったことを問題視する四宮先生、副反応などを考えるとワクチンはすべての患者が安心してできるものではないという小松さん。私はそこに、鴻鳥先生にも参戦して欲しかったです。, 「久保佐和子さんが、子宮頸がんの定期検診を受けていたら、妊娠する前に見つけられていたかもしれない。」, この一言でいい、もし鴻鳥先生が言ってくれたのなら、私には大満足のエピソードでした。, ちなみに、妊娠する前に見つけられていたら、もしかしたら今回久保佐和子さんが妊娠中でも受けられた円錐切除という子宮の一部を切る手術で済んでいたかもしれません。それは子宮頸部扁平上皮癌でも同じことです。特に前癌病変の異形成という段階では浸潤もないし、この円錐切除でがんになりそうな部分だけを切り取ってしまえば、もう終わりなのです。抗がん剤もないのです。だって、まだがんになっていないから。, 子宮内部にがんが広がっていない限り、子宮も大抵は取っておけるので妊娠もできます。その円錐切除された部分の子宮は再生されるとも言われているので、今後何の支障も残らないのです。検診を受けずに子宮を失い、がんの治療を受けること、それか年に一度、子宮頸部細胞診検査を受けること、あなたはどちらを選びますか?, アイラボがいつも言っているマザーキラーとは、まさにこのことなのです。お母さんとなる年代に多く発症し、定期検診を受ける習慣のない日本人女性は、妊娠して初めて自分ががんという病気を抱えていると知ることも少なくないのです。, 子宮頸がんの原因となるHPVはセックスによって感染します。HPV感染した細胞は顕微鏡で見てわかるのです。がんでもない、前癌でもない、ウイルス感染の時点で、細胞診検査でその感染をちゃんと目視できるのです。同じ検体でHPVの遺伝子検査だってすることもできます。, 10代後半から20代前半にセックスをするようになり、妊娠のためやっと産婦人科を受診するのは30歳。(厚労省平成26年度初産平均年齢のデータは30.1歳)まだ何もわからない20代前半にもしHPVに感染してしまっていたら、10年も放置してしまうことになるのです。それがとても怖いことなのです。, セックスをするようになったら、子宮頸がん検査をする、という他国では当たり前のことが日本ではできていないのです。, 久保佐和子さんが、もし定期検診を受けていたら、、、もしHPVによるものであったなら、がんになる5−7年前にもしかしたらウイルスの感染を見つけられたかもしれない。, もしHPVに関係ない腺がんだったとしても、毎年検査していたら、その変化は見つけられたのではないでしょうか。, 今、子宮頸がんを起こすハイリスク型のHPVの型はどんどん増え続けています。ワクチンを打ったところで、そのワクチンの中に含まれていないハイリスク型のHPVに持続感染してしまったら?残念ながら、ワクチンを打ったからと安心して検査をしないでいると、ウイルスの感染も、がんへの進行も見逃してしまうことになります。, だからこそ、「ワクチンをしていようがいまいが、定期的に検診を受けることは大事なんだ」、と鴻鳥先生がいうことのインパクトが、子宮頸がん検診受診率50%を切っている日本では本当に必要だったのだと思います。, 色々意見を言いましたが、それでも私はこの第2話、本当に嬉しいエピソードでした。子宮頸がんについて、一人でも多く気に留めてもらえたらいいなと思います。知ってもらうこと、それが大事だったのです。だから、素晴らしいエピソードをありがとうございました!, 医療従事者内でも、ワクチンや検査について色々な意見はもちろんあります。でも、きっと誰もが同じ目標に向かっていることには間違えはないと思います。, だから、医者や医療従事者だけでなく、みんなそれぞれがもっと子宮頸がんのことを知り、ワクチンや検査の意味を知り、自分で選択していってほしいと思います。そのために一番必要なことは、知ってもらうこと。, 今回のエピソードで、「うわ、妊娠してから癌なんて辛すぎる」と何人の女性が思ったでしょう。いや、女性だけではないと思います。大切なパートナーを持つ男性も、きっと自分達の身には起こってほしくない、と思ったのではないでしょうか。, 子宮頸がん撲滅は女性だけのチャレンジではありません。男性もHPV感染を検査できる時代です。まずは自分を知ること。それが子宮頸がん撲滅へのいちばんの近道なのです。, 病院でもいい、郵送検査でもいい。一年に一回は子宮頸がんの検査をしましょう。そして、男性も、一度は自分がHPV感染していなことを確認してください。大好きな彼女、奥さんにHPVを移してしまうのは、あなたしかいないのです。, こちらの記事を読んで気になった方へのおすすめ検査キットはこちらです。 自宅でご自身で採取出来、病院に行けなくても安心して検査が受けられます。.