エクスメールマガジン FutureEX 2022_Special|株式会社エクス

エクスメールマガジン

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Future EX 2022_Special


謹賀新年

新年あけましておめでとうございます
本年も株式会社エクスを宜しくお願い致します



 新型コロナ感染症拡大が始まってから実質的に2回目の新年となりますが、振り返れば新型コロナに社会は蹂躙されつつも、企業経営や働き方に大きな変化をもたらした2年間だったといえるでしょう。

 テレワークは一定の割合で定着し、営業や打ち合わせもオンライン化、決済や契約、署名なども電子化してきています。また非接触が求められるので、電子マネーでの支払いが当たり前、タブレットからオーダーし、配膳ロボットが料理を運んでくる光景も散見するようになってきました。

 しかし現実には接触が求められる一部の業種では大幅に売上が減少し、政府の持続化支援制度で倒産はしていないものの、借入の返済時期が迫ってきた現在、本格的な景気回復が無い限り、資金繰りに行き詰まってしまう企業が多発すると思われます。そうなれば大幅な景気の後退は避けられず、日本経済は再び苦境に立たされる可能性があります。本格的なアフターコロナの到来が強く望まれるところですが、新型変異であるオミクロン株の感染拡大など、まだまだ状況は明るいといえないのが現状です。

 2022年の景況に関しては多くのレポートを読ませて頂きましたが、概ね緩やかな景気回復を予測するものが多く、政府は2022年度の実質GDP成長率予測を前年度比+3.2%程度となる見通しを先月公表しました。これは2021年7月に発表された+2.2%を上方修正した形となります。一方、政府は2021年度のGDP成長率見通を3.7%から2.6%に下方修正をしましたが、これは新型コロナ感染拡大が収まらなかったこと、それに伴うサプライチェーンの混乱による自動車の大幅減産などが主たる要因となります。

 政府以外の民間シンクタンクでも2022年度以降は緩やかな景気回復が続き、実質GDP成長率は2022年度に前年比+2.8~3.5%、2023年度に同+1.3~1.8%程度とするものが多く、いずれも潜在成長率を上回る伸び率を予測しています。

 いずれも今後の新型コロナ、特にオミクロン株の感染症拡大の状況によりますが、メルク社のような新型コロナに対する経口抗ウイルス薬の承認も始まっており、重症化のリスクが軽減されることも予想されます。重症者数がコントロールできれば、一番恐れている医療崩壊を回避できるので、経済の安定成長に繋がるかもしれません。

 景気の持ち直しと並行して労働需給は少しずつ逼迫した状態になるものと予想されますが、新型コロナ禍におけるテレワーク推進や業務のリモート化などが一定に浸透しており、通信などの作業環境改善、インフラの整備、AIやIoTなどの新技術の社会実装、働き方改革の推進などによって、余暇の創出、副業の解禁、フリーランスの広がりなど労働市場にも変化が起きつつあります。この変化によって労働生産性が改善されれば、経済の潜在成長力を押し上げる要因となると思われます。

 最近の技術的革新は著しく、その状況が「収穫加速の法則」などと言われたりするほど、指数関数的な進歩を遂げています。こうした背景もあって、企業や社会ではDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが活性化しており、この取り組みなどが企業競争力を左右すると考えられる程のDXブームです。

 その様な中で2021年に注目を浴びた新技術がいくつかありますが、個人的にインパクトが大きいと感じたのは「NFT」(Non-Fungible-Token)です。NFTはブロックチェーン技術の変形といえますが、デジタル資産の代替不可能を証明することにより、その唯一無二の価値を高めます。実際、2021年にはデジタルアート作家のマイク・ウィンケルマン氏(通称:Beeple)の「Everydays : The First 5000 Days」が約75億3000万円で、Twitter共同創業者CEOジャック・ドーシー氏の「NFT化された初ツイート」が約3億1600万円で落札されており、今後も同様な事例が多く発生するものと考えられます。

 トークンを発行することによって資本を集め、起業するスタイルはクラウドファンディング2.0といえるでしょう。このようにテクノロジーは社会の形を加速度的に変化させつつあります。弊社では、こうした最新技術のトレンドを追いながら、時代のニーズの一歩先を行く製品・サービスの開発に努めて参ります。

 本年は弊社事業をソリューション事業(生産管理システム)、サービス事業(EDI、RPA)、アドバンスドテクノロジー事業(AI、IoTなど最新技術応用)、グローバル事業(海外事業)、エデュケーション事業(教育と人材育成)、EXfeel(ソリューションライブラリ)の6つにセグメントし、1.垂直統合、2.水平連携、3.デジタル連携の3つの軸から、ビジネスのキュービック(立方体)を構成致します。

 時代は自社のみの改善で効果創出を狙う「生産管理システム」から、サプライチェーンなど企業間を跨る関係の改善で効果を出す「生産戦略プラットフォーム」の時代に移行しつつあります。

 6つの事業が生産戦略プラットフォームとして、社会やものづくりに貢献できるような連携を目指し、これからも製造業の発展に寄与して参ります。弊社では生産管理システム「Factory-ONE 電脳工場」、中小企業共通EDI「EXtelligence EDIFAS」、RPA「Owlgarden RPA」を中心に、DXソリューションライブラリ「EXfeel」などを加えながら、人・モノ・金・技術・情報の観点で次世代ものづくりのDXプラットフォームを展開して参りますので、本年も株式会社エクスにご注目下さい。

 末筆ながら、皆様のご健勝とご盛業をお祈り申し上げます。

2022年1月5日 抱 厚志


●抱厚志のブログ『志士奮迅』 https://shishifunjin.net/
●『Factory-ONE 電脳工場』シリーズ https://www.xeex.co.jp/products_services
●『EXtelligence EDIFAS』 https://edifas.com/
●『Owlgarden RPA』 https://owlgarden.biz/
●『EXfeel』 https://exfeel.info/
●『東大阪経済新聞』 http://higashiosaka.keizai.biz/

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